システム開発の発注後の流れは?株式会社LOGのプロセス解説

株式会社LOGは、MUI(GoogleのMaterial UI)とFigmaを使った開発プロセスを採用しています。

これらのツールを使用することで、コストを抑えつつも現場に合わせた柔軟なシステム開発が可能となります。

一方で、ツール名や開発の工程を難しく感じられるかたもいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、専門用語をわかりやすく解説しながら、株式会社LOGでシステム開発を進めるメリットをご紹介します。

さらに、弊社と他のシステム開発会社の違いまで解説しますので、システム発注の際にコスト以外の検討基準を考える上でも役立つはずです。

システム開発は安価なものではないため、失敗しないためにもぜひ最後までご覧ください。

ひとこと解説 MUI とは

Material UIは、Googleのマテリアルデザインを実装したオープンソースのReactコンポーネントライブラリです。これは、箱から出してすぐに本番環境で使用できるコンポーネントの包括的なライブラリです。

ひとこと解説 figma とは

Figmaは、UIとUXデザインのための無料のベクターベースのクラウドストレージツールです。ウェブサイト、アプリ、小さなユーザーインターフェイスコンポーネントの作成に使用されます。

目次

株式会社LOGにシステム開発を発注するメリット

お客様の視点から見た、弊社に開発をご依頼いただくメリットは大きく3つあります。

  1. フレームワークと同時の迅速な開発
  2. システムの利用環境に柔軟に対応できる
  3. デザイン提出後の機能追加も融通が効く

それぞれ専門用語は極力避けつつ、具体例をあげながら解説していきます。

シンプルな工程と迅速な開発

株式会社LOGでは、要件定義とよばれる最初の段階で現場の状況を調査することで、すぐにシステムのデザインに取り掛かります。

これにより、開発に必要な時間を大幅に短縮できることがひとつめのメリットです。

具体的には、フレームワークと呼ばれるシステムの基本構成の制作工程を無くし、フレームワークの作成と同時にデザイン設計を進めて工程を短縮しています。

フレームワークとは、システムやアプリケーションなどを開発する際に、最初に行う重要な準備段階のことです。この段階では、実際のデザイン(ロゴの配置や色の選択など)に入る前に、画面上にどのような要素(ボタンや情報など)をどこに配置するかを決めます。つまり、フレームワークは、システムやアプリケーションの「初期設計図」のようなものです。

一般的には、フレームワークの開発に数日を要し、その後にデザインを起こすのにさらに時間がかかりますが、株式会社LOGではフレームワークの開発とデザイン作成を同時に進めるため、全体の開発期間を大幅に短縮可能です。

特に、新しいシステムを早く使い始めたいときには、この迅速さが大きな利点となります。大きな会社の場合、新しいシステムを使えるようにするのに半年から1年かかることもありますが、株式会社LOGではもっと早く、必要な機能を備えたシステムをすぐに使い始めることができます。

システムの利用環境に柔軟に対応できる

システムを開発した後によく起こる問題の一つは、使われる環境が変わるとシステムが上手く機能しなくなることです。例えば、Windows用に作られたシステムをタブレットで使ってみると、文字が小さすぎて読めなかったり、画面の一部が表示されなかったりすることがあります。通常、こうした問題を解決するためには、新しい環境に合わせてシステムを設計し直す必要があります。

しかし、株式会社LOGが採用しているMUIとFigmaの開発方法では、Googleが提供するテンプレートを使用しています。これらのテンプレートは利用者の環境に合わせて自動的に画面を調整するため、どんなデバイスでも使いやすいシステムを提供できます。このため、顧客は自分たちが使いたい環境に合わせた使いやすいシステムを得ることができます。

また、他社で開発されたシステムでも、現在の使用環境に合わせて変更することが可能です。デザインを共有してもらい、スクリーンショットなどを活用することで、現在の使用環境に最適な形にシステムを調整し、利用者がストレスなく使えるようにすることもできます。

開発したシステムの応用がしやすい

株式会社LOGでは、システム開発のサービスを提供した後の新しいビジネスのアイデアにも役立つように対応しています。

たとえば、自社の問題を解決するために開発したシステムが、他の会社でも役に立つケースもあるでしょう。

そんなとき経営者様の多くは、開発したシステムを同じ課題を持つ同業他社に販売したり、サブスクリプション(定期購入)ベースで提供するような新事業を考えることもあります。

このような場合、どの部分が特定の企業に特化していて、どの部分が他の多くの企業でも使える汎用的なシステムであるかを考える必要があります。

株式会社LOGでは、このような将来の事業展開も見据えて、柔軟かつ広範な対応が可能です。

つまり、開発したシステムをさまざまな形で活用し、新しいビジネスチャンスを創出できるのです。

デザイン提出後の機能追加も融通が効く

株式会社LOGの開発環境では、デザインを確認した後の機能追加が柔軟に対応できることが大きな利点です。

一般的には、デザインが決まった後に新しい機能を追加すると画面の配置などが変わり、通常はフレームワークの段階からやり直す必要があります。これには追加のコストがかかることが普通ですし、修正も限られた回数で行われることが多いです。

しかし株式会社LOGでは、デザインを見てもらった上で、打ち合わせの場でお客様の希望を聞きながら、その場で画面の修正を行うことが一般的です。

もちろん大きな変更が必要な場合は改めて見積もりを出すこともありますが、他の開発環境と比較しても顧客の要望に合わせて柔軟に対応しやすいという特徴があります。これにより、お客様のニーズに合わせたシステムの改善や拡張がスムーズに行われるのです。

ツールを使った開発のデメリットとその解決策

ツールを使った迅速な開発には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

弊社では基本的にテンプレートに基づいた開発が行われるため、特殊な要求に対応できない場合があるのです。

例えば、何十年も前に作られた古いシステムとの連携が必要な場合や、特定の取引先の企業が持つセキュリティ要件の制約によりテンプレートが使用できないケースなどです。

これらの特殊な状況では、先に述べたようなメリットを享受できないこともあります。

ただし、このような場合でも開発が不可能というわけではありません。別のアプローチとして、ゼロからシステムを構築する「スクラッチ開発」という方法があります。

この方法では、開発の速度や柔軟性がテンプレートベースの開発と異なるかもしれませんが、弊社の開発スタイルである要件定義の徹底は変わりません。

そのため、現場のニーズに合わせて使いやすいシステムの開発が可能です。また、長期間ではなく、必要最小限の機能を持つシステムからスタートし、徐々に機能を追加していくこともできます。

結局のところ、特殊なケースを除いては、ツールベースの開発が一般的です。ただし、テンプレートで対応できない場合でも、現場のニーズとスピード感を重視して柔軟に対応しています。

まとめ

株式会社LOGでは、顧客の要望に基づいた柔軟な開発アプローチと迅速かつ効率的な実行を両立させています。

システム開発を検討する際は、費用だけでなくこれらの要素も考慮することが重要です。

最適なシステム開発パートナーを選ぶために、ぜひ株式会社LOGのサービスを検討してみてください。

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