この記事のポイント

「目的がない」状態から約3ヶ月で、全社DX方針・各部署別ロードマップの策定を実現しました。
- そもそもDXで何をすればいいか分からない
- 部署が多すぎて、どこから着手すべきか見えない
- DX推進委員会はあるが、形骸化している
- ベテラン社員の退職が迫り、ノウハウ継承が急務
- 全社的な方針がなく、施策が場当たり的になっている
本記事では、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業を展開する従業員230名規模の企業が、AIDX顧問を活用して「何から始めればいいか分からない」状態から、全社DX方針の策定と各部署別ロードマップ作成までを実現した事例をご紹介します。
導入企業の背景
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング) |
| 従業員数 | 約230名 |
| 事業内容 | 経理・人事・総務などのバックオフィス業務、ITサポート、各種管理業務の受託 |
| 導入サービス | AIDX顧問 |
| 支援期間 | 約3ヶ月(全社DX方針・ロードマップ策定まで) |
本事例の企業は、クライアント企業のバックオフィス業務やIT関連業務を幅広く受託するBPO事業者です。経理・人事・総務といった管理業務から、ITヘルプデスク、福利厚生サービスまで多岐にわたる業務を手がけています。複数の事業が統合された歴史を持ち、現在は6つ以上の部門で構成されています。
導入前の現場課題

多岐にわたるBPO業務を抱えるこの企業のDX推進現場では、そもそも何から始めればいいか分からず、方向性すら定まっていないという状態が続いていました。
課題1|DX推進体制の脆弱さと方向性の不在
DX推進の専任担当はわずか数名で、約230名の全社員をカバーしなければなりませんでした。
- 全社のDX企画・調整・実行を少人数で担当し、限界に達していた
- 各部署から選出されたDX委員との連携も数ヶ月に1度の会議のみ
- そもそも「何をゴールにすべきか」が決まっていない
- 部署横断の改善を推進できる「権限」が弱く、現場に「やらされ感」が発生
結果として、DX推進委員会は形骸化し、「集まっても何を話せばいいか分からない」状態が続いていました。
課題2|ベテラン社員のノウハウ継承問題
50代・60代の社員が多く、3〜5年内に大量退職が見込まれていました。
- クライアント企業のOBを受け入れてきた歴史があり、ベテラン比率が高い
- ベテラン社員の暗黙知が大量に残ったまま
- 形式知化の仕組みがなく、ナレッジ継承のスピードが追いつかない
- 「この人にしか分からない」業務が各部署に存在
退職とともにノウハウが失われるリスクが、経営層の大きな懸念事項でした。
課題3|世代間のITリテラシー格差と意識の壁
管理職層と若手社員の間に大きな認識の差がありました。
- 管理職層がDXの重要性を理解していないため、改善提案が通らない
- 「今のやり方で問題ない」「あと数年で退職だから関係ない」という意識
- 若手のDX担当者に負荷が集中し、「便利屋化」して評価されない
- データ管理もバラバラで、「自分のフォルダに入れていれば問題ない」という認識
現場のDX推進担当からは「管理職層こそ理解を示してほしい。僕たちの提案が通らない」という声が上がっていました。
AI顧問による解決策

株式会社LOGのAIDX顧問として、約3ヶ月で「そもそも何をすべきか」という方向性の選定から、全社DX方針・各部署のロードマップ作成までを完了しました。
仕組み1:経営層ヒアリングと現状課題の整理
最初に経営層と連携し、「何を目指すのか」を明確にしました。
- 経営層へのヒアリングと現状課題の整理
- 各部署の業務実態の把握
- DX推進における優先順位の明確化
成果:経営層と現場の認識ギャップを可視化
仕組み2:全社DX方針・KPI・ロードマップの設計
AIやDXを活用した全社方針と、各部署の具体的なロードマップを設計しました。
- 全社DX方針・KPI・役割定義の設計
- 3年間の展開ロードマップの策定
- AI推進体制の役割定義・体制構築案の作成
- 各部署への展開スケジュールの策定
成果:2028年までの全社DX方針と各部署別ロードマップを策定
仕組み3:各部署の業務改善案の詳細化
各部署の業務特性に合った実行プランを詳細化しました。
- 各部署との連動による業務改善案の詳細化
- 業務可視化とAI活用方針の設計支援
- 業務改善に必要なシステムの開発見積もり
- 各種計画のレビューと妥当性評価
成果:各部署の業務改善案と全社P/Lへの影響試算を作成
Before / After 比較
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| DX推進の方向性 | 何から始めればいいか分からない | 3年間のロードマップに基づく計画的推進 |
| 全社DX方針 | 存在しない | 2028年までの方針・KPI・役割を明確化 |
| 部署間連携 | 数ヶ月に1度の会議のみ | 月次レビュー・伴走体制を構築 |
| ノウハウ継承 | 属人化したまま退職 | ノウハウ形式知化の仕組みを設計 |
| 管理職の理解 | DXの必要性を認識せず | 危機感の共有と成功事例で意識改革 |
なぜ株式会社LOGを選んだのか
複数の研修会社やコンサルティング会社を比較検討した結果、株式会社LOGのAIDX顧問を選定しました。
1. 戦略コンサル出身メンバーによる本質的なアプローチ
LOGには大手戦略コンサルティングファーム出身のメンバーが複数在籍しています。単なるAIツールの導入支援ではなく、「そもそも何を目指すべきか」という戦略レベルから議論できることが決め手でした。
「AIやDXを進めていく上で、目的がないと何をやっても失敗する。この言葉がすごく印象的でした。ツールの話から入る会社が多い中で、LOGさんは『なぜやるのか』から一緒に考えてくれた。」
(経営層・50代)
2. 現場に足を運ぶリアルな伴走支援
オンラインだけでなく、実際に現場に来て、各部署のメンバーと直接話しながら戦略を詰めてくれる点を高く評価いただきました。
- 経営層だけでなく、現場のDX委員とも直接対話
- 各部署の業務実態を理解した上での提案
- 「机上の空論」ではない実行可能な計画の策定
「リアルで来てくれて、現場のメンバーや部署の人とも話しながら戦略を詰めてくれる。これが他社にはなかった。」
(経営層・50代)
3. 中小企業から大手まで幅広い支援実績
単なるAI研修会社ではなく、300件以上のDX支援実績を持つプロフェッショナルが対応。
- 大手企業のセキュリティ要件にも対応
- 中小企業のリソース制約も理解した現実的な提案
- 業種・業態を問わない幅広い経験
4. 短期間で成果を出すアプローチ
約3ヶ月で全社DX方針とロードマップ策定まで完了する、スピード感のあるアプローチを提案してくれました。
- 経営層ヒアリングと現状課題の整理
- 全社DX方針・KPI・ロードマップの設計
- 各部署の業務改善案の詳細化
5. 研修と顧問を組み合わせた柔軟な支援
研修で終わりではなく、AI顧問として継続的に伴走できる体制を提示。
- 月次のフォローアップミーティング
- 戦略へのフィードバック
- DX委員会への参加と旗振り支援
- 必要に応じた研修プログラムの追加
現場のリアルな声
「最初は『AIで何ができるか』を聞きたいと思っていました。でもLOGさんは『何を目指すのか』から一緒に考えてくれた。目的が明確になったことで、DX委員会のメンバーも『何をすべきか分かった』と言ってくれています。」
(DX推進担当・40代)「戦略コンサルのような会社に頼むと高額で手が出ないイメージでした。LOGさんは助成金の活用も含めて、現実的な費用感で提案してくれた。しかも中身は大手コンサル並みの品質だと感じています。」
(経営層・50代)「部署ごとに業務が全く違うので不安でしたが、各部署に合わせたワークショップを設計してくれると聞いて安心しました。現場の声を直接聞いてくれるのも良いですね。」
(DX委員・30代)
導入の価値・本質
今回の事例が示すのは、AI・DX推進において最も重要なのは「目的の明確化」であるという本質です。
多くの企業がAIツールを導入しても成果が出ない理由は、以下の3つに集約されます。
- 目的が不明確:何のためにDXをするのか決まっていない
- 方向性がバラバラ:部署ごとに勝手に進めて全体最適にならない
- 推進体制が脆弱:少人数の担当者だけに負荷が集中する
本事例のBPO企業は、AIDX顧問を活用することで、「そもそも何を目指すのか」という目的設定から、各部署のロードマップ、実行支援までを一気通貫で進めることができました。
特に重要なのは、経営層・管理職層・現場の全員が同じ方向を向ける状態を作れたことです。3年間のロードマップと各部署のKPIが明確になったことで、「何をすべきか分からない」状態から脱却できました。
サービス紹介
株式会社LOGのAIDX顧問は、以下のサービスを提供しています。
中堅・大企業向け:全社DX戦略支援
本事例のように、複数部門を抱える企業向けの本格的な戦略支援です。
- 方向性の選定支援:「何から始めればいいか分からない」状態からの伴走
- 全社DX方針・KPI・ロードマップの策定支援
- 各部署の業務可視化とAI活用方針の設計
- DXリーダー育成のための研修プログラム
- 業務改善に必要なシステムの開発見積もり・RFP作成支援
- 月次レビュー・伴走による継続的な改善支援
- 経営層・管理職向けのAI活用セミナー
中小企業向け:短期集中DX戦略支援
「大手コンサルには手が出ない」「まずは方向性だけ固めたい」という中小企業向けに、期間を短縮した戦略支援も提供しています。
- 1〜2ヶ月の短期集中プラン:方向性の選定と優先施策の明確化に特化
- スモールスタート型:まずは1部署から試験的に開始し、成果を確認してから全社展開
- 費用対効果を重視:大手コンサルの1/3〜1/5の費用感で戦略レベルの支援を実現
- 人材開発助成金の活用:研修部分は75%補助を受けられる場合があり、実質負担を軽減
まずは無料相談から
「AIを導入する上で数値目的がない」
「何から始めればいいか、一度相談したい」
このような方は、まずは無料相談をご利用ください。貴社の状況をヒアリングし、最適なプランをご提案します。
また、「まずは社員のAIリテラシーを底上げしたい」という方には、14時間の集中研修プログラムスパルタAIDX研修もご用意しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 本当に「何から始めればいいか分からない」状態でも相談できますか?
はい、まさにそのような企業様向けのサービスです。本事例では約3ヶ月で全社DX方針とロードマップの策定まで完了しました(企業規模や課題により期間は変動します)。「DXをやらなければいけないのは分かっているが、何をすべきか分からない」という状態から、目的設定・方向性の選定・ロードマップ策定まで伴走します。
Q2. AIDX顧問とスパルタAIDX研修の違いは何ですか?
スパルタAIDX研修は14時間の集中研修で、参加者のAIリテラシー向上と業務改善スキル習得を目的としています。AIDX顧問は、経営戦略の策定から各部署のロードマップ作成、継続的なフォローアップまでを含む伴走型の支援です。御社の課題に応じて、両方を組み合わせることも可能です。
Q3. 導入までにどれくらいの期間がかかりますか?
本事例のような中堅企業の場合、約3ヶ月で全社DX方針とロードマップの策定まで完了しました。中小企業向けには1〜2ヶ月の短期集中プランもご用意しています。御社の規模や課題に応じて柔軟に調整可能です。
Q4. 費用はどれくらいかかりますか?
御社の規模や課題に応じて個別にお見積もりします。研修部分は人材開発助成金を活用すると75%補助になる場合があります。AIDX顧問の費用は別途ご相談ください。大手コンサルティングファームと比較して、費用対効果の高い提案を心がけています。
Q5. 戦略コンサル出身のメンバーが対応してくれるのですか?
はい、大手戦略コンサルティングファーム出身のメンバーが複数在籍しています。戦略レベルの議論から、現場での実行支援まで一貫して対応できることが強みです。
Q6. リモートだけでなく、実際に現場に来てもらえますか?
はい、現場への訪問を重視しています。経営層へのヒアリングだけでなく、各部署のメンバーとも直接話しながら戦略を詰めていきます。「机上の空論」ではない実行可能な計画を作るためには、現場理解が不可欠と考えています。
Q7. 部署ごとに業務が全く違いますが、対応できますか?
対応可能です。各部署の業務実態をヒアリングし、部署ごとに異なるロードマップと改善案を設計します。多様な業務を抱える企業への支援実績があります。
Q8. グループ会社でも導入できますか?
はい、グループ会社への導入実績があります。親会社との報告義務や、グループ全体のIT方針との整合性を考慮した提案が可能です。
Q9. 管理職層の意識改革も支援してもらえますか?
はい、経営層・管理職向けのセミナーを実施できます。AIやDXの必要性、業界の変化、競合の動向などを共有し、マインドセット変革を支援します。現場だけでなく、組織全体での意識統一が重要と考えています。
Q10. 助成金は活用できますか?
研修部分については、人材開発助成金(リスキリング支援コース)の活用が可能です。中小企業の場合、75%の補助を受けられる場合があります。申請作業のサポートも行っています。
Q11. 中小企業でも利用できますか?
はい、中小企業向けに1〜2ヶ月の短期集中プランをご用意しています。「まずは方向性だけ固めたい」「大手コンサルには手が出ない」という企業様向けに、期間も費用も抑えたプランで戦略レベルの支援を提供しています。
まとめ|「何から始めればいいか分からない」からの脱却
DXをやらなければいけないのは分かっている。でも、何から始めればいいか分からない。部署が多すぎて、どこから着手すべきか見えない。
このような課題を抱える企業が本当に求めるのは、
- 「そもそも何を目指すのか」を一緒に考えてくれるパートナー
- 現場に足を運び、実態を理解した上での提案
- 戦略から実行まで一気通貫で伴走してくれる体制
本事例のBPO企業は、AIDX顧問を活用して約3ヶ月で「何から始めればいいか分からない」状態から、3年間の全社DX方針と各部署のロードマップを策定できました。
「AIやDXを進めていく上で、目的がないと何をやっても失敗する」
この言葉が示すように、DX推進で最も重要なのは目的の明確化です。
中小企業の方も、1〜2ヶ月の短期プランから始められます。「AIを導入する上で数値目的がない」という方は、まずは無料相談でお話しください。




