目次
概要
スクロールできます
項目 | 詳細 |
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クライアント | 営業代行会社 |
プロジェクト | 独自データ学習サービス |
対応範囲 | データ分析、設計、開発 |
期間 | 3ヶ月 |
開発工数 | 5人月 |
使用技術 | Azure, OpenAI |
相談背景・課題
部署・従業員ごとに個別に情報を管理しており、統一されたデータベースが存在しないため、
データの整備や統合が難しく、必要な情報を見つけるために多くの時間を費やし、業務効率が低下しているとご相談を受けました。
また、従業員からの質問に対する回答に多くの工数がかかり、
繰り返しの質問に対しても個別に対応する必要があり、
時間とリソースの無駄遣いで他の業務に支障をきたすことが頻繁に発生していました。
他にも、セキュリティリスクなどの観点から外部ツールの使用が制限があったため、
ChatGPTなどの外部AIツールを活用することができず、情報検索やデータ整理の効率化が図れませんでした。
システム導入後の効果
既存チャットでAIボットを構築
社内独自データをもとにAIが回答
導入前の課題 | 導入後の効果 |
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情報の管理がバラバラでデータ整備ができない 従業員の質問回答に工数がかかっている セキュリティリスクでChatGPTが使えない | AIを用いて類似データごとに整理、検索が容易に 一次回答をAI化、約30%の工数を削減 Azure上でOpen AIを構築しセキュリティを担保 |
対応のポイント
AI技術を活用し、類似データを自動的に整理・分類したことでデータの検索が容易になり、
必要な情報を迅速に取得できるようになり、業務効率が向上しました。
従業員からの質問に対しては、一次回答をAIで自動化することで、回答に要する工数を約30%削減できました。
また、AIを使用したことで回答の精度が向上、迅速かつ正確に対応できるようになり、
従業員の生産性も向上しました。
セキュリティ面については、Azureプラットフォーム上にOpen AIを構築することで、
セキュリティリスクを最小限に抑えながらAI技術を活用できるように構築しました。
これによりセキュリティ要件を満たした環境でChatGPTなどのAIツールを使用できるようになり、
情報検索やデータ整理の効率化が実現し、業務の質とスピードが向上することができました。